概要
当社ではカーボン(炭素)を薄く剥離したグラフェンを主に取り扱いします。
グラフェンとは、2次元ナノカーボンのことであり、近年次世代素材として熱く注目されています。
ナノ素材の特徴






同じ量(体積・重量)でも,表面積が著しく異なると...

新規な化学反応性や物理的性質が発現します!
そこで着目する元素

- 資源の偏在が少ない
- 資源量が豊富
- 人工的にも作り出せる
- バイオマスからでも作り出せる
炭素の実力
0次元材料

フラーレン
1次元材料

カーボンナノチューブ
2次元材料

グラフェン
3次元材料

活性炭、炭素繊維
カーボンブラック
黒鉛、ダイヤモンド
・特性
順位 | 導電率 (S/m) | 表面積 (㎡/g) | 強度 (ヤング率GPa) |
1 | グラフェン 7.5×107 | グラフェン 2,630 | グラフェン 1,500 |
2 | Ag 6.1×107 | 活性炭 1,000 | ダイヤモンド 1,200 |
3 | Au 4.5×107 | ゼオライト 500 | カーボンナノチューブ 1,000 |

- 高伝導性
- 高耐久性触媒
- 高耐熱性
- 高活性触媒
有望な素材として熱く注目されています
酸化グラフェンの量産化
メカニズムの解明により安全かつ効率的に合成可能になりました。

グラフェンが拓く未来




研究開発元 株式会社 仁科マテリアル 代表取締役 仁科 勇太 TEL:090-8240-0567 E-mail:info@nisina-materials.com | ![]() |
セラドコート
セラドコートとは・・・
細胞培養が楽になるセラドコートとは
動物由来成分フリー非動物・非ヒト由来
設計・開発段階よりアニマルフリーについて考慮しています。
培養容器は一般的にはプラスチック製です。
水溶性の物質は吸着させるのが難しいですが
セラドコートはどのような材質にもコーティングすることができ、
その上で細胞培養ができるコーティング液です。

細胞の定着しやすい環境
細胞をその場にとどめ、目的の機能を発揮
現在、再生医療・組織工学の研究を発展させるために
「いかに低コストで大量に細胞を増やすか」「安全性を確保できるか」といった点で様々な研究が取り組まれ、
細胞培養手法の開発が進められています。
生命現象の解明や薬の開発、再生医療の実現のため細胞を培養するための材料は欠かすことができません。
その材料と細胞がどのように接着するのかが細胞を制御する上で重要となります。

細胞が育つ環境を決める接着の状態は細胞の機能を左右することもあります。
これまでの足場材は、主に動物細胞から抽出した水溶性のタンパク質が使用されていました。
アニマルフリーのセラドコートはコーティング表面をより良い細胞培養環境へと作り出し、細胞へのダメージを最小限にします。
※評価試験の結果(自社調べ)は別資料がございます。
特色
- 作業効率アップ
- 継代が容易
- 細胞剥離が容易
- 大規模細胞培養が可能
試験販売中(サンプル提供)
培養器材へのコーティングをお試しいただけます。
細胞が育たなかったり、培養がうまくいかなかったりするのはムラのある細胞接着等、培養手法に関するものかもしれません。問題を回避するために細胞培養に適した細胞接着液を採用し、成功度を引き上げる方法をご提案します。希釈せずにそのまま、すぐにお使いいただけます。プラスチック製の様々な培養器材の表面をコーティングすることができ、スクレーパーで剥ぎ取れます。細胞数を減らすことなく、実験に必要な細胞を確保することができます。
